マイホームの購入を考えている、いつかはマイホームを購入したいという考えの方は多いと思います。
若いうちにマイホームを購入してもいいのですが、場合によってはあまり良い判断ではなかったなんて事もあります。
もちろんお子さんがいる場合、やむを得ない場合もありますが、マイホームを購入して安心できるとは限らない訳です。
今回はマイホームを購入するのにベストな時期を考えていきたいと思います。
マイホームを購入するにあたって
前にも注意点を書いた記事があるのでこちらも併せてお読みください。
絶対に買うなという訳ではありません。
何も知らずに買うよりしっかり予算やランニングコストをしっかり加味した上で購入をしましょう。
まず基本的な事なのですが、家というのは基本的に1世代までしか適していないというのが一点。
2世代目は絶対にリフォームをすることになります。
家は確かに頑丈ですが当然雨風や気温、湿度やありとあらゆる事象で劣化していきます。
5年住めば新築だろうが何処かに不備や故障などは当然出てきます。
それが長い時間だと相当な数になりますので早めに買う=良いという訳ではないのです。
例えば30歳でマイホームを購入したとすればそれから老後、自分が亡くなるまで住む事になります。
80歳まで生きるとして50年はマイホームで過ごすことになりますがその間にトラブルが起きないというのは絶対にあり得ません。
その為には当然お金がかかりますので年老いてからお金が払えるか?と言われればなんとも言えませんので現在の収入や将来性をしっかり考えて取り合えずという考えで購入すると後悔します。
家を購入する際に抑えておくポイント
- 財務状況
現在の収入をしっかり加味して購入するのは当然の事です。
頭金やローン、将来の収入見込みなどを自信の財務状況をしっかり理解する事が大事です。
- 市場の把握
市場というのは不動産市場が現在どうなっているか?低金利の時期もありますのでしっかりと抑えておく事。
これを把握しているかしていないかで払う金額を大幅に抑える事ができます。
- 将来の計画
誰と住むのか?今後子供は増えるのか?子供が大きくなった時に対応できるか?自分が年老いた際に困る事はないか?等ただデザインがいいからという訳ではなく自分の将来、子供の将来に合わせて家づくりを考えなければいけません。
マイホームの購入は早ければいい、遅ければいい、小さい子供がいるから買わなければいけないという事ではありません。
自分の人生で最も適したタイミングが必ずあるので焦らずしっかり考えてから購入しましょう。
定期的なメンテナンスで将来の修理費用を抑える
例えば一番起こるのが水回り関係の機器の故障。
これは10年以内には必ず起こります。
- 水回りの場合
蛇口や配管の動作を確認し、必要に応じて修理や交換を行います。
またシンク下の扉を開けて配管が劣化していないか等を定期的に確認する事で大きな被害を防ぐ事ができます。
トイレのタンクもしっかり開けて流れが正常化も定期的に見る事が非常に大切になります。
排水溝はかならずつまり予防の商品をつかったり定期的に掃除をする事。
- 外壁の場合
30年、40年くらい経つと外壁が見て分かるレベルで劣化します。
少しヒビがある程度でも連鎖して大惨事に繋がる事もあるのでもしもヒビやおかしな部分を見つけた場合は速めにメンテナンスをする事で将来的に大きな費用が掛かる事を防ぐ事ができます。
- 電気系統の場合
コンセントや配線が断線していないか、同じ物を長く使わないようにするという意識を持つようにしましょう。
屋外に設置されている照明は雨風に晒されている為に劣化が早いです。
綺麗に保ちたいのならば清掃をしっかり行う事も大事ですし、劣化した部分が破裂してそこに雨が入ると大変な事になるので定期的に確認する事が非常に大切になります。