【中央分離帯に植物が植えられている理由】こういった事にも理由があります

車を運転していて当たり前すぎて何も思わないかもしれません。

中央分離帯に植物が植えてありますよね。

もちろん植物が植えてない地域や場所もありますが多くの方が見たことがあると思います。

些細な事ですがこれにもしっかりとした理由があります。

 

 

中央分離帯に植物が植えられている理由

普段当たり前のように運転しているので分かりにくいと思いますがいくつか助けられている事があります。

中央分離帯への激突防止・対向車のライトを軽減する・ドライバーに道を分かりやすくする為。

特に夜間走行の場合は該当が少ない道だとどこまでが車線なのかが分かりにくいという点があると思いますがそういった問題を解消できます。

同時に対向車のライトがハイビームでなくても眩しいなんて時にも間に植物がある事で光量を減らしてくれるので安心して運転する事ができます。

何気ない事ですが我々ドライバーの助けになってくれているのですね。

また夜間だけでなく高速道路でも急にカーブがある事もたびたび。

そんな時に中央分離帯の植物のおかげでどれくらいのカーブなのかを誰でも簡単に視認する事ができるようになっています。

しかし例外もあって厳しい環境下、特に植物が苦手な寒さが厳しい東北などでは植物は植えられていない事が多いです。

代わりに遮蔽版など目立つものが設置されています。

ドライバーの助けになるだけではなく景観としても活用されており、緑の植物だけでなく桜並木にしている道もあるそうです。

 

 

植えられているのはツツジ

植えられている植物の名前はツツジで空気を清浄にする効果がある為です。

温度変化にも強く過酷な環境にも耐えられるのが特徴で、道路以外にも公園だったり色々な公共施設などにも植えられています。

非常に丈夫なので管理がしやすいのです。

ちなみにしっかり花が咲きます。

白だったりピンクだったり4月から5月ごろに開花しますが道路へ飛び出したりしてしまうと剪定されたり伐採される事もあるので毎年絶対に見られるという訳でもなさそうです。

また中央分離帯に使われる植物にはシャリンバイという種類の物が使われる事も多く、同様に丈夫で扱いやすいという点、空気を清浄してくれる効果もあります。