【加齢で身長が縮む】まだ若いから大丈夫?いいえ、もう縮んできています

お年寄りが腰を曲げて歩いているのをよく見かけます。

しかし曲がっていない方も当然いますが、特に自分の親だったり久々に会うとこんなに小さかったっけ?と思う事ありませんか?

年を取ると身長は縮んでくるとは言いますが具体的にはどのくらいから縮んでくるのでしょうか。

 

 

身長が縮むのは30歳頃から

実は身長が縮んでくるのは30歳頃からと言われています。

私たち人間の筋肉量は20代がピークです。

30歳を過ぎた時くらいからもうあまり筋肉を意図的に使う事はなく年々減っていきます。

そうなると脊椎を支える力が低下してくるので背が縮んでしまいます。

実際には筋肉量の低下でだるんとした状態になって身長が縮んでいるように見えてしまうのです。

また人の体の水分も年とともに低下していき、水分が減ると背骨の椎間板にも影響が出てしまうのです。

椎間板とは背骨と背骨の間にあるゼリー状のもので約75%が水分です。

人体の水分が減るという事はこういった箇所の水分も減ってしまうのです。

次に骨骨粗鬆症による背骨の圧迫や背骨の変形、特に女性の場合は女性ホルモンの低下により骨が上手く作られないといった原因があります。

30歳からもう体は低下してくるので対策をしていきましょう。

もちろん30歳以上でもやるだけ無駄という事はありません。

 

 

身長を縮まらせない対策

まずは姿勢。

背筋を伸ばすことを意識して生活をしてみましょう。

前かがみになって作業していませんか?スマホを見るために前のめりになっていませんか?

姿勢を改善してみましょう。

カルシウムの吸収を妨げてしまう飲酒や喫煙を辞める。

それを踏まえてカルシウムを摂取する。

よく通販CM等で青汁だったりを飲んで体が元気になりましたといったインタビューを受けている場面を見る事がありますが、青汁にもカルシウムが含まれているのでお年を召していても骨が丈夫になるのです。

青汁でなくてもいいのでカルシウムはしっかり摂取しておきましょう。

最後に適度な運動。

昔のようなピンとした姿勢を意識する為には運動が必須です。

無理のない範囲で運動をして筋力をつける事で身長の縮みを防ぐことができます。

若い方でも今のうちにしっかりと対策をすることで年を取った後に身長が縮んでしまうなんて事にならないようにしておきましょう。

もしも昔より身長が1cmでも縮んだという方は絶対に対策をするようにしましょう。