【高画素のスマホカメラ≠高画質】ほとんどの方が勘違いしている事

最近のスマホって最大何千万画素だったり何億画素だったりを謳い文句にしていますよね。

数が多いとどうしてもその機種の方が綺麗に写真が撮れる!と思ってしまうと思いますし私もそうでした。

しかし実際にはそんなことはありません。

画素が多いからといって綺麗に映るかというのは状況によるのが画素数の問題になります。

私が使っているスマホは6400万画素ですがどれだけ設定しても綺麗と思ったことは一度もないです。

それは何故でしょうか?

 

 

スマホの画素数は少なくてもいい

例えば今現在AndroidスマホではGalaxySシリーズのUltraのスマホの1億画素超えが最大でかなりの高画素の写真撮影ができます。

しかし反対に最新のiPhone15ProやMAXの場合は4800万画素とGalaxyUltraの半分以下の画素数です。

でもかなーり綺麗に撮影ができますよね?

写真撮影の比較が動画投稿サイトにあると思うので確認してみてください。

好みはあると思いますがどちらも同じくらい綺麗ですし私個人も変わらないんじゃないかと思うくらいです。

でも画素数の差が半分以上も違うのに綺麗なのがほぼ同じっておかしくない?って思いません?

そもそも画素数が高い=綺麗になるというのはほぼ間違いです。

スマホのカメラにはイメージセンサという物が搭載されています。

このセンサに多くの光を受けると多くの情報を取り込むことができ、写真が綺麗になります。

そして綺麗な写真を撮影する為には光を集める為のセンサは大きくなければいけません。

しかしスマホのような小さい機器に大きなセンサは搭載できません。

なので小さい分プロが使っているようなカメラや通常のデジタルカメラのような写真には及ばないという結果になるのです。

重要なのはセンサーサイズです。

確かにプロの方が使うようなカメラには及びませんが、各社がスマホに最適なチップやシステムを作る事で画像を補い、綺麗と思えるカメラ設定を作っているのです。

iPhoneが非常に良い例です。

iPhone13くらいまでは1200万画素でしたが、写真が汚いなと思った事ありますか?

汚いどころか綺麗に撮影できますよね。

Apple社の技術の結晶です。

画素を上げれば綺麗な写真が撮れるというのならばApple社が何年もやっていない訳がありません。

この事もあり画素数はそこまで必要ではないというのが実感できると思います。

安いスマホだとこういったカメラ関係のチューニングが適当だったり画素数だけ上げれば売れるというのを利用しているので正直安いスマホで高画素を謳っている物はお勧めはしません。

 

 

高画素を利用する目的

じゃあ高画素を謳うスマホは買わない方がいい?という訳でもなく高画素には高画素のメリットもあります。

トリミングを多用する、写真を拡大して確認する、大きな紙やポスターに印刷する、望遠での撮影を良く使うという目的があるのならば高画素のスマホカメラがいいと思います。

そういった使い方をしないのならばはっきり言って買うだけ無駄です。

そもそも1億画素もあるプロ用のカメラでも100万円以上はします。

高画素は望遠に強いです。

高画素な為に例えばGalaxyならば100倍ズームができますが画質の劣化が他のスマートフォンと比べ非常に少ないです。

なので望遠で撮影するのがメインという方には画素数は重要になってくるかとは思いますが一般の方にはほぼ不要かと思われます。

画素数が高いのは悪い事ではありません。

自分の撮影スタイルや各々の会社毎に写真へのこだわりがあるので画素が少ないからという理由で選択肢から外すのは非常に勿体ないですのでよく考えて実物を見て判断しましょう。

私の個人的なスマホカメラの好みはiPhoneとGalaxySUltraとXperiaです。

iPhoneとGalaxySUltraはインスタやSNSに投稿する方向け、Xperiaはこだわりたい方向けかなと思いました。