Wi-Fiを使っている時に急に通信が安定しない事ってありませんか?
使用している場所や電波状況も当然関係する事もあるのですが実は他にも原因があります。
今回はそんな他の原因も撤去する為に行う、スマホから設定することでWi-Fiの通信の安定性を向上させる方法のお話。
ルーターの電源を切ったり移動させたりと言った方法ではなく普段触らない設定を触りますが数秒で簡単にできる方法なので是非試してみてください。
AndroidもiOSでもできます。
Wi-Fiの電波の安定性を向上させる方法
iOS、Androidでも簡単にできますのでご安心を。
※今回はAndroidでの設定画面になります。
まずWi-Fiの設定画面へ行きます。
そしたら現在接続しているWi-Fiの詳細を見ます。
歯車のマークや矢印のマークがついているはずです。
ない場合は一度Wi-Fiの設定を削除して再度設定してください。
詳細を見るとIP設定という項目が見つかると思います。
多くの方はDHCPという文字が書かれているはずです。
今回はこのIP設定を触っていきます。
全然難しくなくすぐに終わるのでご安心を。
Androidの場合はこのIP設定の項目をタップするとDHCPと静的の2つが表示されると思います。
表示されたら静的をタップしてください。
iOSの場合はDNSを構成をタップし手動を選択します。
そうすると新たに項目が追加されたりしますので今回はDNSという部分を見てください。
私は昔に設定しているので初期の数値は分かりませんがDNS1とDNS2の二つを触っていきます。
このDNS1と2は優先DNSサーバーと代替DNSサーバーとも表示されます。
この二つのDNSに入力してほしいのが
DNS1(優先DNS) 1.1.1.1
DNS2(代替DNS) 1.0.0.1
と入力してください。
必ず「.」を入れてくださいね。
どちらも入力したら画面右上のチェックマークや完了を押して設定を完了してください。
設定は以上です。
このひと手間だけでWi-Fiの通信の安定性を向上させる事ができます。
通信速度に影響は出るのか?
Wi-Fiの安定性を向上させましたが速度には影響は出るのでしょうか?
速くはなりませんが、速くなるというよりは安定しやすくなる事により速度が本来の数値に近づきます。
なので速くなると言っても間違いではないかもしれません。
今回どちらも5回設定した場合としていない場合で検証しました。
※速度がバラバラだったので中央値の物を使用しています。
・設定なし
・設定あり
このような結果になりました。
Wi-Fiの通信が安定したことにより本来出るはずの速度になったという事ですね。
これは通信が安定している環境の方には効果はありませんしやったところで速度に変化が起きる事はありません。
もしも通信が不安定になりやすいという方は試してみてください。
この方法で改善されない場合はもう1つ設定できるDNSがあります。
DNS1(優先DNS) 8.8.8.8
DNS2(代替DNS) 8.8.4.4
こちらも試してみると良いかもしれません。