【紙幣や硬貨の寿命や古い物はどうなっているのか?】現金はいつまで使える?

コロナが流行りだしてあっという間にキャッシュレスの時代へ突入しました。

今でも現金は使われますが、現金を持つことが少なくなったと思います。

たまに使う紙幣はとても綺麗とはいない状態で、かなり古かったり劣化が見られます。

そんな現金に寿命やいつまで使えるのか

 

 

紙幣と寿命はどれくらい?

お札は紙でできているので硬貨よりも劣化が早いというのは分かると思いますが、実際のところは寿命はどれくらいなのでしょうか?

1万円、5千円、2千円、千円と4種類ありますが、1万円札の場合は約4年千円札や5千円札の場合だと2年程度になります。

どうして1万円とでは寿命に差があるのかというと、千円や5千円と1万円の場合とではやりとりの回数に差があるからです。

日常的に千円札や5千円札は使われますが、1万円札はそこまで日常的に使われる事はありません。

高価な買い物だとしても昔からカードで決済が多かったという点もあるのではないでしょうか。

なので使用頻度の低い1万円札は他と比べてボロボロになりにくいのです。

千円札のようなボロボロでしなしなな1万円札を見たことはありますか?

なのでたまに見かける2千円札も綺麗な物が多いです。

そんな劣化が激しい紙幣は日銀が鑑査し流通に適さない物はリサイクルされたり燃やして処分されます。

トイレットペーパーにもリサイクルされており、元ですがお札でお尻を私たちは拭いているという贅沢を実はしています。

 

 

硬貨の寿命はどれくらい?

硬貨には寿命はほぼありません。

材質が金属であるために耐用年数も高く半永久と考えられます。

なのでお札と比べてかなり古い硬貨までもが誰でも入手が簡単にできるのです。

それでも磨り減って形が変わったり損傷が激しい物も当然あります。

そういった効果は造幣局に戻り再度溶かし別の硬貨へと生まれ変わります。

ちなみにですが、古いプレミアがついているような硬貨を銀行に持って行っても同額での交換になるので欲しがる方に売買をした方が良いです。

よくあるのは自販機で硬貨を入れても反応しないって時ありますよね。

これは硬貨自体が磨り減っていたり汚れていると自販機のセンサーが反応しないからです。

特に多いのが旧500円玉が反応しない事。

これにはきちんと理由があって、過去に韓国の500ウォンを使った硬貨を偽造した事件があったからです。

旧500円玉と500ウォン硬貨は非常に酷似しており、重さを調整するだけで日本の500円玉と誤認識させるという事件です。

500ウォンは日本円で約55円で偽造した500ウォンを使って一番安い飲み物を購入し、おつりで利益を得るという手法です。

そうすると55円を入れて120円の飲み物を買えば380円も利益が出てしまうのです。

この為に現在でも自動精算機の多くは旧500円玉が使えないのです。

もしも旧500円玉をお持ちの方はお店で使ってしまった方が良いです。