考えたことはありますか?道路がアスファルトの理由。
同じような硬さのコンクリートでもいいんじゃない?って思いませんか?
道路に使うのはアスファルトでコンクリートは使われません。
なぜ使われていないのでしょうか?
道路がアスファルトの理由
安い!早い!硬い!の三拍子です。
コンクリートよりも安く、コンクリートよりも早く固まる事。
硬さに関してはコンクリートには劣りますが十分強度がある事からアスファルトが使われています。
要はコスパが良いわけです。
コンクリートの場合だと指定した強度に達するまで一カ月程度かかってしまうのに対してアスファルトの場合は数時間後にはもう車を走らせることができてしまいます。
ただ頑丈かと言われるとコンクリートよりは弱く、アスファルトの場合は耐久や耐熱性が低く数年の間隔でメンテナンスをしなければいけません。
コンクリートの場合は耐久性が高く重量の高い物に対しても耐久性が高いので大型車の交通量が多い道路や一部区間にはコンクリートが使われています。
耐久以外にもコンクリートが使われる理由があります。
例えば高速道路。
高速道路では必ずトンネルを通る事がありますがトンネル区間はコンクリートでできている道路になっています。
これはアスファルトよりもコンクリートの方が明るく視認性が高い事、寿命が長い事がポイントです。
アスファルトの寿命は10年、コンクリートの寿命は20年と言われています。
他にも料金所等工事が困難な場所にはコンクリートが使われている事が多いです。
本来は道路整備目的の為のガソリン税
道路ついでにもう一つ。
車をお持ちの方が払っているガソリン税ですが、本来は道路整備の為に徴収されていました。
しかし今は使われていないとは断言できませんが使われているようには到底思えません。
日本のガソリン税はガソリンの小売価格の4割です。
それに温暖化対策税と石油石炭税が加わり、更に更に消費税が加わっている状態です。
そんなガソリン税ですが一般財源に充てられるようになってしまいました。
今現在ガソリンの値段が上昇していますが実は救済措置のような物があります。
それはトリガー条項です。
トリガー条項とはガソリンの平均価格が160円を超える事が3カ月続いた場合に自動的にガソリン税率が引き下げられます。
約25円くらいです。
しかし、全然発動してくれていません。
理由としては2011年3月に発生した東日本大震災により復興財源を確保する必要が生じた為だそうです。
それならば致し方ないですね。
個人的には思う事はありますが政治批判をしたい話をしたい訳ではないので何もいいません。
早く安くなるといいですね。