【ダークモードでの消費電力と目へのダメージ】ダークモードって本当に効果があるの?

皆さんがお使いのスマートフォンでは画面の設定をダークモードにしている方はいますか?

ダークモードと言えば電力消費を抑えられる、目に優しいなどの理由から使用している方も多いと思います。

しかし、ダークモードというのは本当にそういった効果があるのでしょうか?

今回はダークモードについてのお話。

 

 

ダークモードで消費電力は抑えられる?

実はお使いのスマートフォンによって変化し、全てのスマートフォンで消費電力が抑えられるという訳ではありません。

ダークモードで消費電力を抑えることが出来るのは有機ELディスプレイのみです。

液晶画面だと消費電力を抑えることができないのです。

例えばiPhoneであればiPhone11Proを含むそれ以上の機種でしか有機ELディスプレイは採用されていないので、それ以下の機種ですと消費電力が抑えられる事はありません。

それ以下だと液晶だからです。

なぜ有機ELだと消費電力が抑えられるのか?

それは有機ELの場合は黒は発光しないからです。

逆に液晶の場合はバックライトが発光しているので消費電力が増えるという事です。

しかし、正直な話消費される電力の差は微々たるものなので節電できるといっても大きな抑制にはならないのでどちらでも、好みの色でいいと思います。

 

目に優しい?

目に優しいかと言われると正直なところどっちでもあるというのが私の考えでもあります。

理由としてはまず、何をもって目に優しいとするか?

ダークモードにしたところでスマホ画面からブルーライトは出ているので目に優しくはないからです。

ブルーライトが出ているので当然ダークモードを利用しているからといって睡眠を妨げないという事はありえないですし、目へのダメージもあります。

その条件を抜いたとしてもどちらでもない理由があります。

私たちは光を使って視認をしています。

その光の度合いで目のピントを合わせる、この行為で筋肉を使い目が疲れますよね。

例えば映画館で映像をみると多少なりとも目が疲れます。

しかし明るい部屋で映画を見た時では目の疲れ方が全然違います。

暗い所では光を多く取り入れようと瞳孔が拡張し、明るい所では光が多いので逆に小さくなります。

光が多いとピントを合わせようと目が頑張ろうとはせず、光が少ないと多くの光を集めようと瞳孔が広がり目が疲れるのです。

なのでダークモードの方が目が疲れる事もあるのです。

しかし暗い場所ではダークモードの方が不快感は少なく長時間作業をすることができるのも事実です。

なのでどちらとも言えないというのが結論です。

ちなみにですが、明るい環境ではダークモードの方が目に大きな負担がかかる可能性があるので、時間帯、場所によって切り替えるようにした方が良さそうです。