データを保存するのに必要なUSB端末。
最近ではネット事業の発展により、多くの端末が販売されています。
データを保存するための端末だけでなくともマウスや拡張する為の器具などがあります。
データの保存容量が足りないから拡張する為に購入する、それまではいいですが安物を購入の際には注意を。
安物のUSB端末に注意
データを保存するだけだし、安物でいいでしょ。
その考えは非常に危険です。
今の時代色々なメーカーが乱立していて、中でも異様に安い商品が売られています。
他より安く買えた!ラッキーと思っていてもアンラッキーになる事があります。
これは実際に起こっている話です。
とある国で販売されているUSB機器を買ったところ、接続時にPCから警告が表示されました。
詳しく調べていくと、マルウェアが仕込まれていたのです。
マルウェアとはMalicious Softwareの略です。
このマルウェアとは悪意のあるソフトウェアで、コンピュータのシステムに侵入し、勝手に動作します。
個人情報を抜き取ったり、データの破壊や乗っ取りを目的としたプログラムの事です。
PCのウィルス対策ソフトが作動していたので難を逃れる事ができましたが、それをすり抜けるマルウェアなんかもあります。
安いからと言って購入したら情報を抜き取られる、悪用される何てことは普通にありますので、聞いたことのないような会社では絶対に購入はしないのが一番良いでしょう。
有名なのがトロイの木馬ですね。
ギリシャ神話にも登場するトロイの木馬と同じようなものです。
一見無害な物に見せかけて中身は兵士(ウィルス)まみれ。
自分の情報を守る為にも、安いものは辞めておきましょう。
安くて良いという商品はよほど大企業でなければ裏があるのが当たり前です。
もしも感染してしまったら?
- すぐさまインターネットを切断します
これは情報の送信を阻止する為です。
しかし、今は数多くの技術が存在していますので、USB機器に通信する為の設備が入っていて意味を為さないこともありえなくはありませんが、現状すぐにできる対処法の1つです。
- セキュリティソフトを使ってすぐにスキャンと削除
セキュリティソフトを使っていない方はすぐに購入しましょう。
多少費用はかかりますが、自分の情報を使われて甚大な被害を負うよりは幾分もましだと思います。
- 全てのパスワードの変更
かなり大変な作業になりますが、どこまで情報が抜かれてしまったかはわかりません。
なのでできれば全てのパスワードの変更をするようにしてください。
- 他機器の確認
例えばPCとスマートフォンやその他の電子機器と繋げていた場合、もしかしたら他の危機にも感染している可能性があります。
他の機器にもセキュリティソフトを使用して診断と削除をしてください。
また、USB機器なので、公共の物であったりお店の中にあるものだったりも注意してください。
例えばホテルに宿泊した時などに充電器が置いてある事もあります。
充電の際にはUSB機器を使いますがその危機は本当に大丈夫な物でしょうか?
充電器は自分で持ち込んだものを使うのを徹底してください。
宿泊先も知らない危機に第三者がすり替えるなんて事もあります。
日常で使うものだからこそそこが相手のねらい目でもあります。
自分の物しか使わない、異様に安い物を使わない事を徹底してくださいね。