【アクセス解析で得られる情報と情報防衛手段】気になる方は気になる話

皆さんはアクセス解析という物をご存じですか?

これは色んなウェブサイトで使われているツールでグーグルアナリティクスやサーチコンソール等がアクセス解析ツールと呼ばれています。

これを使う事でアクセス数やサイト内でどういった行動を取っているのか等々を確認する事ができます。

これによってサイト運営者はどうサイトを動かしていくのかを決めています。

しかし、このアクセス解析では気になる点もあります。

 

 

アクセス解析で得られる情報

IPアドレスを確認することができます。

IPアドレスとは電子機器1つ1つに割り振られた識別番号のような物です。

これで具体的に何ができるのか?

国や地域、企業などの確認ができてしまいます。

完全な住所は特定できませんがある程度、例えばどの市からアクセスしているのかくらいは簡単にわかります。

これが結構近くまで特定することができます。

次にサイト内で使用者が何を見ているのか?何をしているのか?何をクリックしたのか?等を見ることができます。

細かく言えばスクロールしたかどうかまで分かります。

また何処から来たのかも分かります。

これはどの検索エンジンを使って来たのか、どのSNSから来たのか等を特定する事ができます。

もちろん悪用できる物でもないですし、サイト運営者の参考になるだけなので害はありません。

しかし気になる方は気になるでしょう。

特にIPアドレスなんかはだいたいの地域が分かってしまうので怖いですよね。

なんとか防ぐ方法はないのでしょうか?

 

 

防衛手段

防衛手段はあります。

一つは色んなブラウザにあるプライベートブラウジングやシークレットモード。

これは痕跡、つまり自分のアクセスやデータ等を相手に保存させないモードなのですが、実は100%ブロックできてはいません。

やらないよりはいいというレベルです。

もう一つあります。

それはJavaスクリプトを無効にする方法。

これはどのブラウザにもあってchromeならば設定→プライバシーとセキュリティ→サイトの設定→Javaスクリプトから許可の有無を選択できます。

Javaスクリプトを無効にするとアクセスしたログが残りません。

これはサイト側がJavaスクリプトを使って訪問者が来たことを確認し、解析をスタートしているからです。

ただ100%防げるという訳ではありませんし、Javaスクリプトをオフにすると表示されているはずのものがされない場合もあります。

例えばこちらはブログの編集画面なのですが通常はこのように右側と上部にバーがあります。

しかしJavaスクリプトを許可しない場合はこちらです。

上のアカウント情報も消え、サイドのバーも表示されません。

もちろんクリックしても反応しません。

なのでJavaスクリプトをオフにすることはできないのです。

このように弊害が出るので一概にオフにした方がいいとは言えないのです。

それでも気になるのならばほとんどのサイトは使えません。

個人情報が全て漏れるという訳ではないですし、ある程度までしか分からないのでそこまで気にしなくてもいいとは思います。

今は日常的にネットを使うので、使えなくなるというのは難しい話です。

海外のサイトに接続する時に気をつけるくらいでいいと思います。

基本的に悪用する事はないですし、サイト運営者が参考にしているくらいなのであまり気にしなくても問題はないと思います。