【日本のオリーブオイルは偽物に注意】日常で使う物だからこそ注意を

私は料理が得意なのでよく料理をするのですが、特にイタリアン系が楽なので作る事が多いです。

その中でも使用するのがオリーブオイル。

色々な料理を作る中で欠かせない物です。

そんなオリーブオイルは今では簡単に手に入りますが、注意点があります。

こだわるのならば絶対に覚えておきたい話です。

 

 

オリーブオイルの偽物に注意

美容効果やダイエット効果等取り上げられる事の多いオリーブオイルですが、偽物が売られている事があります。

もちろん、高級を謳っているオリーブオイルでも可能性は0ではありません。

そもそも何故オリーブオイルの偽物が出回っているのか?

オリーブオイルは昔はそこまで人気のある物ではありませんでしたが、今では当たり前のように使用されます。

これは需要が増えたと考えてよいでしょう。

需要が増えるという事は消費者が多くなる、そこに商機を見出す訳です。

多くの方は本物のオリーブオイルの味は分かりません。

なのでそこに偽物を紛らわせても分からないですよね。

また、オリーブオイルには基準があります。

その基準が日本と海外では違うので、世界的に見ると日本のオリーブオイルは偽物が多いという結果に繋がっています。

ではどうやって見分ければいいのでしょうか?

 

なぜオリーブオイルは本物ではないのか?

オリーブオイルには国際的な基準である国際オリーブ評議会(International Olive Council)という評議会があります。※以下IOC

IOCでは酸化や酸価等様々なIOCの基準を満たした物がエキストラバージンオイルとされていますが、日本はこのIOCに加盟していません。

なので日本はJAS法を用いています。

JAS法にはエキストラバージンという言葉は存在しておらず、基準値も違います。

世界的にエキストラバージンオイルと呼ばれるものは100gに酸度0.8%以下の物のみをエキストラバージンオイルと定めています。

しかし日本では酸価2.0%以下がオリーブ油、酸値0.6%が精製オリーブ油としか定めておらず、エキストラバージンオイルという物がありません。

そうなると、オリーブオイルに少し大豆油やひまわり油を入れてブレンドしても違法ではなく、販売が可能なのです。

違法ではないのでコスト削減目的で少し混ぜても問題ないとされ低コストで利益を得る事ができるのです。

そもそもオリーブは希少で、値段も高く安く販売する事はほぼ不可能です。

はっきり言いますね。

スーパーにある安いエキストラバージンオイルは100%偽物と言っても過言ではありません。

※日本において違法ではありませんのでクレーム等は入れないように。

なので特集されるような美容効果やダイエット効果が安いエキストラバージンオイルにあるとは私は思えません。

 

 

偽物と本物の見分け方

ご安心を、見分け方はちゃんとあります。

先ほども申し上げた通り、オリーブは高い物です。

購入の際には是非確認をしてみましょう。

  • 100ml1000円以上の物

高い物でも偽物の可能性が0と断定はできませんが、大容量低価格は絶対に無理なのです。

  • 遮光された入れ物に入っている物

光はオリーブオイルを酸化させます。

そんなオリーブオイルを遮光できる容器に入っていないオリーブオイルは偽物です。

  • 酸度が0.8%以下の物

これについてはきちんと表記されています。

acidかacidityという表記がされています。

  • ラベルの確認

原産国、収穫時期等が明記してあります。

 

値段が高くても表記がされていない、表記がされているけど安い物でも偽物の可能性は非常に高いです。

こだわるのならば一部だけでなくしっかり確認を怠らないようにしましょう。