【人の骨の不思議】これさえ覚えて強い骨を作ろう

骨折した事がある、骨にひびが入った事があるという方はいますか?

私も3年前くらいに一度ソファの角に小指をぶつけて骨にひびが入った事があります。

その時はどうしても出勤しなければいけなかったのそのまま出勤し、病院にも行けなかったので小さい木材を使って固定をしていました。

自分の感覚的には軽い衝撃のつもりだったのに簡単に骨にダメージが入ってしまいました。

人の骨の強度ってどれくらいなんでしょうか?

どれほどまでなら耐える事ができるのでしょうか?

 

 

骨は何キロまで耐えられるか?

中心部に力が加わって折れる場合と隅の方に力が加わって折れるというのでは当然ですが力の差は違いますよね。

なので明確に何キロまで耐えられるのか?という答えがありません。

ただ部位によっては300kgや700kgまで耐える事もできます。

しかしこれはアライメントが正常な場合です。

アライメントについてはこちらから。

www.tanoshibu.com

 

常に生まれ変わる骨

年のせいで折れやすい、成人したから骨がもう成長しないと思われている骨ですが、実は骨は常に生まれ変わっているのです。

生まれ変わっているだけで骨量は年齢と共に減少します。

古くなってきた骨は折れやすくなるので言われてみれば当然ですよね。

骨のリモデリング(骨の代謝)という物があります。

これは骨を常に生まれ変わらす為の代謝の事です。

まず、破骨細胞というものが骨を吸収します。

破骨細胞は名前だけ聞くと恐ろしく感じますがリモデリングに使われる細胞です。

そして壊された部分に骨芽細胞という細胞がくっつくことで新たに骨が形成されます。

そうして私たちは骨の破壊と修復を常に繰り返しているのです。

2~5カ月で作り直され、全体の20%が1年間でリモデリングされています。

 

 

骨を強くする為大事な事

カルシウムを取ればいいんでしょ?もちろんそれもありますが非常に大事な事が別であります。

骨というのは環境に応じた最適な強度を持つように作り変えられるので体を動かすことが非常に大事な事になります。

デスクワークが主な方や全く運動をしないという方は骨が環境に応じようと次第に弱くなってしまいます。

なので運動が非常に大事になります。

骨に適度な負荷をかける事で骨の強度を維持するのです。

今すぐにでも運動をする事をオススメします。

始めは軽いウォーキングからでも少しずつ骨に負荷を与えてみましょう。

ベッドやソファにぶつけるだけでも骨折はします。

ちょっとした事で骨折をして生活に支障が出てしまう前に対策をしておくと良いですね。