今では誰もが利用しているWi-Fi。
その中でも色々なお店でも使えるFreeWi-Fiなのですが、FreeWi-Fiはあまり使わない方がいいというのはなんとなく聞いた事があるとは思います。
絶対に使ってはいけない！という訳ではないのですが、注意して利用しなければ最悪個人情報やパスワード等が簡単に抜き取られてしまうなんて事があります。
今回はそんなFreeWi-Fiを使う際に絶対に注意してほしい点を。
※無線通信を傍受して公開、悪用する事は法律で禁じられています。
もしも興味が湧いても絶対に公開や悪用をしないでください。
ちなみに、見るだけならば法律違反ではありません。
FreeWi-Fiが何故危険なのか？
なんとなく危険だという事は聞いた事があるけど理由は分からないという方が多いと思いますので順に説明をしていきます。
まず、FreeWi-Fiというのはパスワードが設定されていませんし、常にWi-Fiに接続するボタンをオンにしていると勝手に接続されます。
誰もが簡単に接続できてしまうFreeWi-Fiでは、PCを使う事でFreeWi-Fi接続している人が何を見ているのか等の情報を簡単に見る事ができちゃうんです。
ソフトの名前は念の為伏せておきますが、PCで同じWi-Fiに接続して他の人が接続している場合に、他の人がどんなウェブサイトを見ているのか？
どういった入力をしているのか？というのが分かるソフトがあります。
これを利用する事によって覗き見る事ができてしまうのです。
見るだけならば法律違反ではありませんからね。
やり方としては、仮に私がPCでFreeWi-Fiに接続し、ソフトを起動するだけです。
そうするとこのような画面になります。
これだけ見ると分からないと思いますが、他のスマホ等で見た行き先や情報がぎっしりと書かれています。
このようにFreeWi-Fiという誰でも接続ができるWi-Fiだと第三者がこのように読むことができてしまうのです。
FreeWi-Fi使用時にはこれに注意
別に自分が見ているサイトが他の人に見られても構わないという方もいらっしゃると思います。
そこまでは問題はありません。
しかし、一番重要なのがここからで、例えばこんな画面を見たことはありませんか？
これは文字通り保護されていない通信という事なのですが、これはサイトのURLにhttpsが使われていない事が原因です。
httpで始まるウェブサイトはこのように保護がされておらず、先ほどのソフトを使うと保護がされていないので全て筒抜けになってしまうのです。
先ほどとは違い例えば住所や名前、パスワード等を入力しようものならば、ソフトを使うと簡単に情報を抜くことができます。
本当に簡単で、エンジニアでもない私でも簡単にできます。
httpsの場合は通信が保護されているので、情報を入力しても暗号化されているので解読する事ができません。
なのでウェブサイトで情報を入力する際には必ずURLがhttpsから始まるウェブサイトを利用するようにしてください。
httpではなくhttpsですよ。
かといってまだ大手企業でもhttpを利用している会社もあるので、情報の入力さえしなければ問題はありません。
インターネットを使う際の注意点
- 自分が見ている物を見られたくないならFreeWi-Fiは使わない
- httpsで始まるウェブサイトを利用する
- httpが使われているウェブサイトでは個人情報を入力しない
- URLは必ずチェックする
基本的にWi-Fiは外出時には必ず切るように私はしています。
保護されていない通信がショッピングサイトで表示されていたら絶対に利用してはいけません。
個人情報が絶対に抜かれます。
私のスマートフォンでは保護されていない通信サイトに入ると警告が出ますが、そういった警告が出ないスマートフォンをお持ちの方は必ずURLをチェックするようにしましょう。
めんどくさいと思っていても情報を抜かれて悪用されるよりは遥かに良いです。
ただ、httpsの保護された通信URLを使って詐欺を行う集団もいるので、一概にhttpsだから大丈夫という訳ではありません。
身に覚えのないメールやURLが送られてきても絶対に触らないようにしてくださいね。
