【夏の注意点】紫外線と熱中症が目の健康を害する

暑いですね。

きちんと熱中症や紫外線対策をしていますか?

ここ最近で紫外線や熱中症でとある目の病気になるリスクが上がる事が分かりました。

外に長く滞在する方は特に気を付けてください。

 

 

強い紫外線と熱中症で起こる目の病気

金沢医科大学の教授によると、「熱中症の人は熱中症になっていない人に比べて白内障のリスクが高くなる。」とのこと。

研究チームは260万人の診察データから熱中症にかかった後に白内障を発症した人の割合を調査したところ、熱中症になったことのない人と比べ、5年後に白内障を発症する確率が4倍近くにも高まる事が分かりました。

これは目の水晶体、レンズのようなものがタンパクが変性することで白内障を発症するのです。

大げさに例えるならば、ゆで卵や焼き魚の目のようなイメージです。

生卵が熱を加えることで凝固するような感じです。

タンパク質の変性は元には戻りません。

クーラーを我慢したり、水分補給を怠ったり、水分補給してないけど自分は元気だから大丈夫と言っても急に熱中症はきます。

目が見えなくなってもいいですか?

嫌ならば最低でも水分補給は絶対にしてください。

また、紫外線でも白内障は起こりうります。

紫外線は目の水晶体にダメージを与え白内障を発症します。

こちらでも書きましたが、強い日差しでも疲労感を与えてしまう事があるので、紫外線対策はしっかりしましょう。

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当たり前だけど忘れてはいけない対策

熱中症対策には水分補給と塩分補給が大事です。

室内でも熱中症になるので、これは怠らずお願いします。

屋外で活動する場合には必ず日陰で過ごすようにしてください。

お子さんが部活等で外に出る事がある場合に、教師の方は必ず休憩時間を多く設ける、水分補給は必ずさせる、もしも実施できていないならしっかり取り入れるようにお願いしてください。

以前にも書きましたが日傘も使用してください。

紫外線対策には日傘やサングラス、帽子を着用してください。

もう男性が日傘を差すのはちょっと・・・という時代ではありません。

ただ日傘に関してですが、長時間使えるものではないと思っていてください。

なぜなら日傘自体が熱を持つからです。

紫外線はカットできますが、長時間外で利用すると熱を持つので、日傘の下でも温度が上がりますので過信しすぎないよう。

自分は大丈夫なんともないと思っていても今の日本の夏は熱中症の確立がかなり高いです。

今までは大丈夫でしたがもう大丈夫ではありません。

必ず対策をするようにしてください。