我々人間は病気や老衰や事故、殺人に遭遇しなければ死ぬことは無いと考えられています。
しかし、日本では年間数万人が突然死で亡くなっているのはご存知でしたか?
あんなに元気だったのに、病気ではなかった、いつも健康だった、そんな方が突然死んでしまうという話。
これは嘘のような本当の話です。
いくら健康に気を配っていても年間で数万人が突然死で亡くなってしまうのです。
突然死とは?
突然死とは予期せぬタイミングであったり、突然死亡することを指します。
- 脳卒中
- 心疾患
- 心原性脳塞栓症
- 無症候性運動誘発性心筋症
中でもこういった原因が多く見受けられます。
これらは全て突然やってくる場合があり、健康体な私でも皆さんも可能性が0という訳ではないのです。
自覚症状がなくとも突然起こりうる可能性もあり、周りに人がいる状態であったりすぐに病院に駆けつける状況でなければほとんどが助かりません。
道を歩いていたら、人と会話中に、運転中になど様々なタイミングでそれは訪れるかもしれません。
尚、突然死と言っても元々心臓に疾患がある方なども含まれており、予期せぬ時に発症する事も含まれます。
予防する術はあるのか?
完全に予防することはできませんが、ある程度は予防ができます。
定期的に検診を受けたりするくらいでしか自分の体の異変に気がつくことは無いと思います。
例え健康だと分かっていても体内のちょっとした事がきっかけでそれは突然やってくる事があります。
年間で数万人が突然死しているのでもしかしたら自分たちがその内に含まれる日がくる、なんてこともあります。
ある程度でしか予防はできないというのが残念ですよね。
生活習慣が悪い方は意識的に改めるようにする事と、不整脈等心臓のリズムが崩れやすい方は早めに医師へ相談する事で予防する事ができます。
突然死の確率やきっかけ
どういった確率で突然死は起こるのか?なにがきっかけで脳梗塞等が発症してしまうのか?
心疾患や脳卒中は主に血管でのトラブルが原因で起こります。
これは生活習慣を改める事ができれば起こる確率は減りますが、年齢と共に当然発症のリスクは上がります。
定期的な検診をしましょう。
もう一つの原因として、突如心臓のリズムが崩れる事があります。
普段不整脈で心臓のリズムが崩れやすい方は特に頭に入れて置いて欲しいのですが、心臓のリズムが崩れるという事は心臓の鼓動が正常ではありません。
心臓は血液を全身に送るポンプのようなものです。
そのリズムが崩れているという事は正常に血液を送ることができず、身体への影響が出てくるわけです。
不整脈が多いという方は今は大丈夫かもしれませんが、早めに医師へ相談する事をオススメします。
今は体に何も負担はないし大丈夫と思っていてもいつかそれが壊れてしまい突然死という形になってしまうかもしれません。
心配性と言われようが何かおかしいなと思ったら早めに医師に相談してみましょう。