【イヤホンの音質を簡単によくする方法】本体だけじゃない!ある部分を変えるだけで音質アップ!

今まで色々なイヤホンの話やイコライザーの話等の音に関する話をここでしました。

イヤホンを買う際に参考にできたらと思います。

しかし、もっと簡単に音質を変える事ができるのです。

お金は少し掛かってしまいますが、数百円から数千円以内で音質向上効果を得る事ができる方法が存在します。

普通の方はこの部分にはこだわりません。

何故ならそこを意識するよりも本体を意識してしまうからです。

今回はもっといい音、好きな音にしたい!という方へオススメしたいお話です。

 

 

イヤーピースを意識する

皆さんはイヤホンのイヤーピースを意識したことはありますか?

オーディオやイヤホンが大好きな方は普段この部分にもこだわっていて、小さい事ですけど結構大事な部分なんです。

私は何個かイヤーピースを持ってるのですが、結構好みが変わる事もあるので時折変えたりしています。

ゼンハイザーを買うとイヤホン掃除用スティックが付くのでいつも助かっています。

このイヤーピースなんですが種類も様々で、付け心地はもちろん、イヤーピースを変えるだけで音の変化を楽しむことができるんですよ。

例えば、大袈裟に話しますが防音室で歌うのと、普通の部屋で歌うのとでは響き方や聞こえ方が違いますよね?

イヤーピースも同じで変える事によってある程度聞こえる音をコントロールする事ができるのです。

なので、最初からついているイヤーピースでもいいのですが少し違った音を聴きたいなという方は是非イヤーピースを意識してみましょう。

 

イヤーピースの種類

イヤーピースには材質から内部が加工されている物等様々あります。

今回は私が持っているイヤーピースを少し解説を兼ねて紹介します。

こちらのイヤーピースはシリコン製で内部にクッションが入っています。

クッションが入る事でイヤホンからの音の遮音性が高く、聴き疲れがしにくいのが特徴でもあります。

シリコン製の特徴なのですが、外部音の遮音性があまり高くないというデメリットがあります。

クリアな音になるのが特徴です。

良い意味で無難なのがシリコン製。

ただ水洗いをする事ができたり、耐久性が高いのがメリットです。

こちらはフォームタイプと呼ばれる物で、耳に刺すと耳の形に合わせてフィットしてくれるタイプのイヤーピースです。

イヤホンは外の音を遮音する、音を漏らさない事が非常に大切で、フォームタイプは遮音性がシリコン製より高いのが特徴。

低音が強くなりますが中高域がちょっと弱まってしまうデメリットもあります。

シリコンとは逆に、水洗いができませんし、耐久性も低いです。

普通のシリコン製のイヤーピースと思われるかもしれませんが、中に黒い点々が見えるのは分かりますか?

これは小さなくぼみが内部にスパイラル状に点々としているのです。

こちらはJVCから販売されているスパイラルドットが特徴のイヤーピース。

イヤーピースの中をドットを使って反射音を拡散させることで直接音とバランスを調整しています。

ダイレクトに音がくるのですが、しっかりクリアなサウンドを楽しむことのできる構造になっています。

 

 

まずは安価から

最初は安い物で充分かと思います。

まず安物を買ってイヤーピースを変えるだけで音質が変わるという感覚を掴むためです。

最初ならば私も持っているJVCから発売している「JVCスパイラルドット」イヤーピースでもいいと思います。

後は遮音性をしっかりしたいのならばフォームタイプを買うべきですし、かといってクリアな音が聴きたいのならばシリコン製が良いです。

最初は違いに気付きにくいと思いますが、暫く聴いている内にあれ?この曲こんな音だったっけ?となると思います。

高い買い物ではないので気になる方は一度試してみるのをオススメします。