ここ数年でよく言われている国民の一人当たりの借金は１０００万円！という話をよく聞きますよね。
何も知らない方からしたら、なんで何もしていないのに借金を背負わせられなきゃいけないんだ！と印象を受けてしまうと思います。
実際SNS等でもこの話をしているのを見かける時があります。
でも本当に借金ってあるの？
ちゃんと自分で調べたの？
今回は国民の借金のお話。
国民の借金というのは嘘
私たち国民に借金はありません。
特に日本大好きだから擁護する、というつもりで言っているのではありません。
まず結論から言いますと国民の借金と言われているのは日本政府の借金です。
我々国民の借金ではないのでまずはそれをご理解ください。
むしろ我々がお金を貸しているという状況なのです。
日本の国債は日本銀行や金融機関が購入しています。
国債とは日本国政府が発行しているもので、要は国民等に借金をする為に発行するものです。
銀行などの金融機関が購入した後に、我々一般人や投資家が購入しますよね。
なので実際には我々が政府にお金を貸しているというのが現状です。
いつの間にかメディアが国民の借金というように報道しているだけです。
貸しているのであって借金なんてとんでもないです。
国債は海外の人も買っています。
なので実際には存在しない借金ですが、あえて一人当たりの借金として計算するのならば１００万円くらいです。
政府の借金はどれくらいあるの？
日本の借金は約１０００兆円以上。
これだけ見るととんでもない額の借金ですよね。
でも待ってください。
先ほどの国債の話に戻りますが結局は国内だけでお金の貸し借りをしているわけです。
とある夫妻がいたとして夫が妻にお金を借りようとします。
でも家庭内という面で見ると妻にお金を借りても家庭内でマイナスになるでしょうか？
夫にお金が移っただけで家庭内でのお金は変わっていません。
もちろん夫はきちんと期日までにお金を返します。
貸し借りのお金が国内でぐるぐる回っているのがお金の動き方になります。
海外の人が国債を買っていたらお金が回らなくない？と思いますよね。
実は海外からの借り入れは１割にも満たない程度なのです。
しかも国債は円建てのみです。
また、銀行はお金を誰かに貸してあげなければつぶれてしまいます。
銀行にお金を預けるというのは銀行にお金を貸しているという事でもあります。
なので皆さんがお金を貸して政府が銀行から借りるという構図ができているわけです。
そうする事で銀行はお金を貸して利子を得るという形になります。
ただそのお金が皆さんの納得いくような動きになっているかは別の話です。
日本は実はお金持ち
借金しているのに？
そうです、実は日本という国は政府の借金を差し引いてもお金があります。
日本は外国に借金をしているだけじゃなく、外国に貸しているお金もあります。
それらを差し引いてもお金はいっぱいあるのです。
負債国では上位ですが、GDPでも上位です。
なぜお金があるのかというと国民に還元をあまりしていないからという話もあります。
努力の結果なのか、還元しなかったからなのか本当の話は我々一般人にはわかりません。
年々膨れ上がっている借金ですが、公共サービスの運営や道や橋等にも使われています。
借金が多いから糾弾するという訳にはいかず、我々が使用しているサービスにもお金がかかっているので難しい話ですね。
