【海外の水が飲めないのは何故?日本だけ飲めるの?】本当に海外の水道水は飲めない?

海外では水道水が飲めないというのは皆さんご存じかと思います。

海外旅行の際には必ずお店で水を買って飲みますよね。

今では海外に日本のコンビニもあるので気軽に購入できるので困る事はないと思います。

タイに行った時はセブンイレブンに大量のドラえもんの漫画が置いてあったのが印象的でした。

さて、誰しもが知っている海外の水道水は飲んではいけないと言われるのは何故でしょう?

じゃあ現地の人は水をわざわざ買っているの?

 

 

海外の水道水は何故飲めないのか?

まずよく言われているのは海外は日本と比べて大きい国の為、浄水設備を整える事が出来ないからという話。

環境を整えようにも広い範囲の為にコストが莫大にかかってしまいます。

技術が全くないという訳ではありません。

しかし、完全に飲めないという訳ではありません。

日本のレベルが高すぎるからです。

日本と比べると多少まだ綺麗ではないだけであって実際は飲むことはできます。

飲んではいけないと言われている大きな原因は軟水硬水の違いです。

日本の水は硬度が低いのですが、海外の水は硬度が高い物が多いです。

それによって下痢等を引き起こしてしまうからなんです。

なので海外の水は飲まない方がいいと言われています。

そもそも現地の方は飲んでいる訳ですし、日本の基準と比べると質が悪いだけで飲料することは可能です。

私も昔タイで水道水を飲みましたし何も起きませんでした。

しかし旅行等で滞在中は下痢にならないようにミネラルウォーターを買った方がいいと思います。

ただ、水が茶色だったりした時は飲まないようにしましょう。

 

軟水・硬水の硬度の違い

軟水と硬水があるのは皆さんご存じだと思いますが具体的には答えられないと思います。

硬度が高いと言われても硬度?と思いますよね。

硬度とは水に溶けているカルシウムとマグネシウムの量の事です。

硬水にはカルシウムとマグネシウムが多く含まれており、軟水にはあまり含まれていません。

何故硬水を飲むと下痢になりやすいかと言うと、マグネシウムのせいです。

マグネシウムは便秘薬にも含まれている成分の為、人によっては下痢になってしまうのです。

なので海外の水道水は下痢になりやすいと言われています。

人によっては何も起こらないので海外の水道水だからといって飲めないという訳ではない理由になります。

ミネラルウォーターを買う際には必ず軟水を。

 

 

水道水が飲める国

水道水が飲むことができると言われている国です。

  • ニュージーランド
  • オーストリア
  • フィンランド
  • セルビア
  • モンテネグロ
  • オランダ
  • アイルランド
  • アイスランド
  • ノルウェー
  • スウェーデン
  • デンマーク
  • クロアチア
  • ドイツ
  • カナダ
  • アラブ首長国連邦

アジアはアラブ首長国連邦しか飲めません。

アラブでも水道水を飲むことができますが、貯水槽の清掃が不十分な場合もあるので安心して飲むという事はできませんので現地でミネラルウォーターを買うのがいいです。

 

日本の水が安全な理由

日本の水道水は水の汚れの除去、塩素で細菌の消毒をした状態で届けられます。

そんな中日本では水道法という法律によって検査が義務付けられています。

日本では51項目のチェックが入っています。

しっかり味や匂いに異常がないかの検査も行っていますし。

水に含まれる成分が過剰に含まれていないか等の検査を行っているからこそ我々は安心して水を飲むことができています。

 

海外へ行っても必ずしも水道水を飲んではいけないという訳ではありません。

日本のように検査が厳しい訳ではないのですが飲めないという事でもなく、硬水の為にお腹を下しやすいだけです。

普段から硬水を飲んでいる方は特に気にしないで大丈夫です。

よっぽど水が茶色かったりしていなければ飲んでいただいて大丈夫です。