【金利の意味ちゃんと理解してる?】貯金や投資の際に絶対に覚えておく事

皆さんはお金を積み立てたり資産を重ねていく際にちゃんと計算したり、どれぐらい増えるのかをしっかり確認しますか?

以外と知らない方が多いみたいなので覚えておいてください。

ちなみに私は珠算検定2級を持っているのでこういった事にある程度知識があるのでしっかりと運用はできています。

今回の話を読んで今一度確認してみるといいかもしれません。

 

 

金利の内容をしっかり見ておこう

金利ってよく聞く言葉ですよね。

なんとなーく利益が貰えるという言葉で済ましていませんか?

これをちゃんと理解していないと思った以上に増えていなかったりします。

まず金利には2種類あるのですがこれに注目します。

  • 単利
  • 複利

この2つです。

これが非常に重要!

なんとなくで判断しては絶対にいけません!

これを知っているか知らないかで大きく差が付きます。

今回に関しては絶対に覚えておいてください。

ちゃんと活用することでしっかりと利益を得ましょう。

 

 

単利とは?

まず単利なのですが元本のみから得られる金利です。

元本とは元になるお金の事なのですが、元本からのみというのがポイントです。

これがどういうことなのかというと

例えば100万円を元本とします。

年利10%だとしましょう。

そうするとこの元本に対しての10%が毎年利益として出ます。

なので毎年10万円の利益が出るという事です。

毎年固定で10万円が貰える計算になるのが単利になります。

 

 

複利とは

複利とは元本の上に更に利息を乗せた金額に金利が乗ります。

先ほどの単利とは違いこちらは先ほどの同じ条件の場合は非常に有利になります。

元本が100万円で年利が10%と先ほどの条件で計算すると。

まず1年目は同じく10万円が貰えるだけなのですが、2年目からが単利と大きく差が開いてきます。

2年目には元本の100万円と1年目に増えた10万円を足した110万円を足した金額に10%が乗ります。

なので2年目は単利の場合は120万円なのですが、複利の場合だと121万円になります。

3年目だと単利は130万円、複利だと133万円になります。

もちろん元本が大きければ大きいほど差額は実感できると思います。

少しずつですが差が出てくるのがわかりますよね。

 

 

同じ銀行の定期預金でも違う

同じ銀行の定期預金でも単利と複利の両方があります。

適当に選んでいませんか?

実はちゃんと用意されているんです。

もちろん単利は貰える額が少ないと思われますがメリットもあります。

もし定期預金をされている方は一度見直してみるといいかもしれません。

 

 

タイプ別で単利と複利は選ぼう

実はメリットがないと思われる単利ですがしっかりとメリットがあります。

 

月や半年毎など短い間隔で利息や配当を受け取ることもできるんです。

複利にはありません。

短期間だけ運用したい場合には単利がオススメ。

複利は逆に長期運用したい方向け。

複利の強さは長期で運用することで力を発揮します。

また、高額な元本を用意することができるのなら複利で多くの利息を得る事ができます。

複利を選ぶ場合は金利の高い物を選ぶようにしましょう。

 

 

絶対に注意すべき点

年利率が10%(6カ月満期)というようなものがあったとします。

これだけ見ると1年で110万円になりそうですよね。

 

でも待ってください。

 

6カ月満期とかいてありますよね?

6カ月満期というところにしっかりと注目します。

確かに利率は10%なのですが、6カ月で満期になってしまうので1年以内に終わってしまいます。

これがどういう事なのかと言うと。

実際には1年の半分の6カ月で終わりなので5万円しか利息は貰えずに105万円で終わってしまうわけです。

しっかり読んでいれば間違える事はないのですが、長い説明文を読むのは後回しにしてしまうことはきっとありますよね。

なので満期はしっかり確認しましょう!

高い金利でもこのような落とし穴で実際には思っていたよりもらえない事もあります。

 

最低でも金利の意味の理解と満期にさえ注意していればこのような結果にはなりません。

なのでお金を増やす際にはしっかりと金利を確認することをオススメします。

とりあえず勧められたから入ってみるとかは絶対にしないでください。

少しでも助けになればと思います。