普段トイレを使っていて何気なく当たり前のように行っているレバーを引いて流す行為。
そんなレバーにも大と小がありますよね?
皆さんはどちらを使っていますか?
大きい方を出したから大を使っている、小さいほうを出したから小を出している。
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな大と小、どちらを使うべきかのお話。
大と小レバーの違い
本来の目的は大は大便用で小は小便用としっかり分けられています。
基本的に皆さんは大便の時にも小で流している方が多いと思いますが、大便の際に量が多かったり、トイレットペーパーを大量に使用した際に小で流してしまうと詰まってしまう可能性が実はあります。
また、使用される水の量も違うのは皆さんはご存じの通りかと思います。
大ではおよそ7,8リットル。
小ではおよそ4~6リットル。
一人暮らし・家族で使用した際の値段
これを例えば水道料金を1L=0.24円とします。
一度の排水で大なら約1.68円
小なら約0.96円となります。
一人暮らしの場合
一日3回トイレに行くとします。
大を使って流すと5.04円/日
小を使って流すと2.88円/日
月単位の場合(30日)
大)151.2円/月
小)86.4円/月
年単位の場合
大)1814.4円/年
小)1036.8円/年
結構な差がありますよね。
今回は一日最低でも3回なので人によってはもう少し増える事もあります。
4人暮らしの場合
全員が一日3回トイレに行くとします。
大を使って流すと20.16円/日
小を使って流すと11.52円/日
月単位の場合(30日)
大)604.8円/月
小)345.6円/月
年単位の場合
大)7257.6円/年
小)4147.2円/年
よほど大便が多かったり、トイレットペーパーを大量に使わないのであればできるだけ小で使えば節約になります。
家族の多い方はトイレだけでも月に1000円を超えてしまう場合もあり得ますのでご注意を。
何気ない行為ですが塵も積もれば山となるという事ですね。
今回は最低額での計算をしましたが、お使いのトイレによって水の使用量が変わる為実際がもっと多い可能性があります。
トイレの水の節約方法
できるだけ小で流すという事は分かったと思います。
更に節水をする事のできる方法があります。
それはお風呂の残り湯で流すという事ができます。
これはお風呂の残り湯をトイレのタンクに入れて、その残り湯を使うという方法です。
もし使用する際にはトイレの止水栓を必ず占める事。
お風呂のお湯が無くなったら必ず補充をする事。
ただこの方法は運搬があるので非常に手間ですが、かなりの節水になります。
トイレにも節水グッズはあります。
が、節水をするという事は完全に流れなくなる場合があるという事です。
確かに安くはなりますが、完全に流れなかったせいで2度手間になってしまったり、排水管内に留まる事もあり得ます。
それが詰まりの原因にもなってしまうので私個人的にはあまりオススメできません。
普段の何気ない事ですが、少し意識してみてはいかがでしょうか?