【クリスマスはキリストの誕生日ではない】クリスマスの日のルーツ

クリスマスと言えばサンタが来てプレゼントを貰って、と子供の頃は楽しいイベントでしたが大人になると非常にお金のかかるイベント。

クリスマスといえばキリストの生誕祭と言われがちですが生誕祭ではなく降誕祭です。

つまりはキリストという人物が生まれた誕生日ではなく、キリストという聖人が生まれた日として言われているのがクリスマス。

そんなクリスマスですが、実際のところまだ知らないような事もあります。

 

 

クリスマスの由来や過去

クリスマスという言葉はキリスト(Christ)とミサ(mas)の言葉を組み合わせた物です。

聖書には今日救い主がお生まれになったとしか書かれておらずクリスマスという言葉は一切出てきていません。

本来クリスマスの日付12月25日は古代ローマ宗教の太陽神(ミトラス)の誕生日です。

元々キリスト教とミトラ教は相容れない宗教でした。

しかし313年にローマ皇帝がキリスト教を公認し、世界的宗教として広めるために350年頃には12月25日をキリストの降誕祭として統一する事にしました。

なぜ12月25日にしたのかというとローマ皇帝がキリスト教の前に信仰していたミトラ教の太陽神ミトラの生誕祭が影響しているという話があります。

太古の時代の話なのでどこまでが真実なのかの信ぴょう性は問われますが、後のミトラ教の追放を考えるとキリスト教を信仰していたローマ皇帝がミトラ教を追放する為にもミトラの生誕祭をキリストの降誕祭として追放しようとする意志が見えると思います。

そして4世紀に12月25日がキリストの降誕祭として統一され現在に至るという訳です。

当たり前のようなクリスマスですがルーツを辿ればキリストの本当の降誕した日でもなく、ましてや生誕した日でもありません。

今でも宗教で戦争は起こるほどなので余程キリスト教には力があって他の宗教をねじ伏せる事のできた力があったのだと私は思います。

またクリスマスには24日と25日がありますがこれにも理由があってこれは暦の違いから来ています。

キリスト教では日没から次の日没までを1日としているので24日と25日の2日ができてしまったのです。

なので実際クリスマスを祝うのならば24日の日没からです。

また、聖書には気になる言葉も書いてあります。

「罪が支払う報酬は死です」と断言されており罪=死という言葉です。

私たち人間は何かしら罪を背負っていると思います。

その罪を誰かが処理しなければいけないのですがその時に現れたのがキリストです。

キリストを神に仕立てる事で人々は安寧や幸せを得ていたのだと思います。

その行動にどんな真意があったのかは分かりませんが。