最近ではAI技術がかなり特化していますよね。
そんなAIを使って様々な取り組みをしているのは素晴らしい事だとは思いますが、AIツールを使って様々な問題が挙がっていたりもします。
今回はそんなAIを使って文章を書いたものかどうか判断をするツールがあるので紹介したいと思います。
GPTZero
こちらのサイトでは文章を直接入力するだけで、その文章がAIで書かれた物なのかを判別することができます。
報告書や論文などもAIで書く事ができます。
確かにAIを使う事で効率的にかつ上手くまとめる事ができますが、その人本人の考えではありません。
今後確実にAIを使って文章を書く事が増えると思うのでこういったサイトは非常に便利になることは間違いありません。
ただ100%分かるという訳でもなさそうなのでこれから実践したいと思います。
無料版と有料版があります。
まだまだ途上ですが、文章に触れることの多い方や会社での利用を視野に入れてみるのもいいかもしれません。
今回使用する文章はChatGPTにて出力した以下の文章
こちらをGPTZeroに打ち込みます。
250文字以上のテキストがないと判断できないみたいです。
結果がこちら
黄色い線はAIで書かれたものと判断されたものです。
見事に全て当てましたね。
ただこれだけではまだ実力派疑わしいので様々な検証をしていきたいと思います。
仮説を立てて検証してみる
気になった事が何点か。
- 長文ならばどれでもAI判定される?
- 途中で文章を人が付け加えた場合は?
- 人が書いたように改行を加えてみたら?
- 同じような文章を書いてみたら?
この4点を検証してみたいと思います。
- 長文ならどれでもAI判定される?
文章量の多い自分の記事を使って見ます。
今回はこちらを使用します。
結果はこちら
AIではないと認識されたようです。
可能性がありますという言葉は断言した場合様々なリスクがあるからだと思います。
長文≠AIという訳ではなさそうですね。
- 途中で文章を人が付け加えた場合
先ほどAI判定された文章に途中で私が文章を加えてみます。
その場合はどう判断されるのでしょうか?
結果としては全てAIと判断されてしまいました。
何度か色々な箇所に文章を付け加えたのですが、私が書いた文章もAI認定をされてしまいました。
付け加えたり添削をしたところでAIが書いたという事実があるからでしょうか。
- 改行を加えてみる
こちらも全てAI判定になりました。
行間などで見ている訳ではなさそうです。
- AIと同じような文章を書いてみる
AIが書いた文章から似たような文を自分の言葉で書きました。
この場合はどう判定されるのでしょうか?
所々文字化けのような現象が起きていますが人間判定になりました。
AIが書いた文章を参考・資料と考えるならば問題はなさそうです。
結果から分かる事
人間が書いた文章ならば問題なく人間判定になるようです。
もしかしたらAI判定になるかもしれませんが、恐らく心配はないと思われます。
また、文章の量やAIには使われない行間での判断ではなく、AI特有の書き方で判断していると思われます。
コピーからのペーストでも人間が書いたものならばAIとは判断されません。
AIが書いた文章に自分が付け加えるとなると、全てAIが書いたと認識されるので、やはり文章を書くのならばAIが出力した文章を使わないようにするのが良いです。
半分は自分で書いたにしろAIを使っているのは事実ですからね。
以上を踏まえてAIを使った文章を認識するツールとして非常に優秀でしょう。
報告書や論文を読む立場の方には是非お勧めしたいツールですね。
ちなみにですが、ChatGPTで出力した文章をChatGPTでそのまま貼り付けてこれは貴方が書いた文章?と聞いてみると「私が生成した文章です。」と答えくれました。
ChatGPTでも聞く事ができました。