【見る・聞くはどちらが記憶に残るのか?】勉強法の改善にも?

最近やっと資格の合格通知が届きました。

私は大人になってからも色々な事を学ぶのが好きなので勉強したりしています。

その中で最も大事な事がどうやって記憶に残すかというのが大きなポイントになります。

人は自分が欲する情報しか頭に入れようとしませんし、知っている情報にしか反応しようとしません。

それに気付かずにいるとどうやっても覚える事はできませんし、学習もできません。

今回はどちらが記憶に残りやすいのか?というお話。

 

 

どちらが記憶に残りやすいのか?

以前速読の記事の際に少し触れました。

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ここでは認知特性という物に触れました。

認知特性とは人それぞれに必ずある特性で耳で聞く等五感を使った情報を記憶、整理する能力の事です。

人それぞれ記憶しやすい方法は異なるので自分の認知特性がどのような物なのかをしっかり覚えておくといいです。

 

聴覚優位の方は耳で聴いた事が記憶しやすい、誰かが話しているのをよく覚えていたりする方。

人から聞いた話をよく覚えていたりするなという方は聴覚優位者です。

 

視覚優位の方は見た情報、つまり写真のように情報を頭の中で記憶する事が得意な方です。

脳内でその場のスクリーンショットを保存しているような感じですね。

なのであの場に何があったか?と思いだす時にすぐに思い出すことができます。

 

言語優位の方は文章を頭の中で映像化する事ができます。

読んだ文字を頭の中で再生すると言えば分かりやすいでしょうか。

辞書のように記憶する事もできます。

 

このように人にはそれぞれ特性があり、当然どちらも得意という方もいます。

なので見て覚えるのがいい、聞いて覚えるのがいいというのは間違いでもあります。

自分はこれが得意だなという認知特性を理解することが大事になります。

 

記憶に残すためには?

先ほどの認知特性を利用するのならば声に出して読むという事が一番いいと思います。

学校なんかでは音読することが多いと思いますがこれは視覚、聴覚、言語全てを取り入れているので一番理にかなっている勉強法かと思います。

他にも嗅覚を使った記憶方法もあります。

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こちらの記事でも少し書きましたが、例えば実家に帰った時や懐かしい香りを嗅ぐと皆さん過去の記憶が引き出される事ってありますよね?

記憶したい時なんかは香りと共に過ごすといいかもしれませんね。

また、良い事や悪い事も非常に記憶しやすいです。

過去の幸せだった事や最悪だった事って忘れませんよね?

なので楽しい事を一緒にして覚える、例えば友達と一緒に勉強をしたり、好きな人と喋ったりすると記憶に残りやすいです。

悪い事と結びつけるのならば、苦手な人と一緒に過ごすというのも手です。

良くない時間を過ごすほど記憶に残りやすいのは皆さんも経験済みかと思われます。

 

 

人は欲しい情報しか得ようとしない

人間はどうしても欲しい情報しか得ようとしません。

なので記憶する事ができないのです。

私なんかは知的好奇心が強いので、普通の人が興味ないような事でも興味を持ってしまいます。

ここで覚えておいて欲しい事はどんな些細な事でも知ろうという意思。

興味のない事を覚える事ほど大変な事はありませんが、興味のある事ならば記憶する事は容易いですよね。

自分の視野を広げる、知識を取り入れて最先端を行く、人生を豊かにしたい、得をしたい、理由はなんでもいいです。

多くを知ろうという意思を持ちましょう。