【降水確率0%は降らないというわけではない】降水確率の本当の話他

経験した事ありませんか?

降水確率0%なのに雨降ってるじゃん!って事。

あまり経験しない事ですが極稀にありますよね。

そんな時に思うのが天気予報は当てにならないと思ってしまいます。

しかし、実際には天気予報が間違っているという訳ではないのです。

 

 

降水確率0%の本当の意味

実は降水確率0%は0ではないのです。

定義上0%としているようで、実際は5%未満の事を言います。

なので降水確率0%の表記を見ても1%~4%はあるかもしれないという事です。

必ずしも雨が降らない訳ではないのです。

なので全く雨が降らない0%でも0%表記ですし、4%の確率でも0%と表記されるので天気予報が当てにならないというのは間違いになってしまうのです。

ちなみに降水確率100%も100%ではなく95%~100%の事を指します。

ややこしいですよね。

そもそも降水確率とはどう計算しているのでしょうか?

降水確率とは過去の気象データ、過去に同じような気象条件の統計から計算されています。

例えば降水確率が50%ならば、過去に同じような気象条件が100回あったとします。

そのうち50回1mm以上の降水があれば50%となります。

100%ならば100回です。

 

覚えておくと便利な雨量

翌日が雨だけどどれくらい降るんだろう?

出かける時に支障はないかな?

そんな時に覚えておくといいのが雨量の目安。

天気予報のアプリやネットで調べると降水量/hと表記されている事が多いと思います。

これは1時間にどれだけの雨量があるかを指しています。

1mmの場合地面が微かに湿ったり、短い距離を傘をささずに歩けるレベルです。

2mmだと人が傘をさす量です。

もし2mmと表示されたら傘は必ず持つようにしましょう。

では10mm以降はどのレベルなのか?

10~20未満

地面に水たまりができたり、足元が濡れる。

天気予報ではやや強い雨と表現します。

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20~30未満

どしゃ降りで傘をさしていても濡れ、ワイパーを速くしても見づらい。

天気予報では強い雨と表現します。

この雨量から災害が起こる可能性があります。

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30~50未満

道路が川のようになり、車走行時はハイドロプレーニング現象が起きる。

天気予報では激しい雨と表現します。

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50~80未満 滝のような雨

傘を差しても無意味。

視界が悪くなり車の運転が危険になる。

天気予報では非常に激しい雨と表現します。

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80~ 猛烈な雨

かなり危険な状態。

外出は絶対にしないように。

天気予報では猛烈な雨と表現します。

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映像だと大したことないと感じると思いますが、実際に体験するとかなり酷いです。

この場合は風や光の屈折状況や様々な要因が排除されています。

基本的に20mmから出かけるのを控えるレベルとお考えください。

今後出かける前に雨で悩んでしまわないようこの事は覚えておくといいかもしれませんね。