自分も気をつけなきゃなーと思ったのがこの認知的不協和。
皆さんも普段絶対やってしまっている事です。
中々改善は難しいのですが、皆さんがもしこのような状況に陥った時にこの認知的不協和を思い出していただけると良い結果に繋がるのではないかなと思います。
認知的不協和とは?
これは理由をつけて自分の選択を正当化しようとする心理状況です。
例えばお酒好きな人がいたとします。
お酒を飲むと体に悪いという健康面にリスクがありますよね。
その時本人は迷います。
お酒を飲んでも健康に悪いしなぁ・・・と葛藤します。
この時にお酒を飲むか飲まないかの選択が生まれます。
そしてこの段階で認知的不協和の状態になります。
論理的に解決するのならば飲まないという選択肢になりますが、全ての人間が論理的に解決することができません。
この認知的不協和の状態になるとその不快感を解消するために理由を付けて正当化してしまう訳です。
別に一杯くらい飲んでも健康に悪いわけじゃない、我慢する方が健康に悪い等々。
そうして認知的不協和を解消しているわけです。
お酒で例えましたが普段ダイエット中なり仕事なりこういう経験はあると思います。
特に勉強なんかだとテストでいい点を取っても社会では役に立たないと言い訳をする事もあると思います。
要は理由をつけて自分を納得させるという事ですね。
認知的不協和に陥ったら
先ほども言ったようにダイエット中ならば明日からやればいいやと逃げ道に。
仕事ならばあの人は元々頭がいいから等で自分に逃げ道を作ってしまいます。
決して悪いとは言えませんが折角目標や改善に向けて動こうとしているのに損をしてしまいます。
でもこれは早々治るようなものではないので1つ重要な事を。
それは行動を起こす事。
タバコなら禁煙外来に行って第三者の協力者を作る。
ダイエットならば思いついたらすぐに運動をする。
テスト勉強ならばすぐに勉強を始める。
仕事で結果を出したいのならばすぐに動いて終わったら自由にする制限を作る等様々な方法はあります。
考える時間を作るのは後にして、まずは行動をするのが大事になります。
酸っぱいぶどうという童話
イソップ童話の中に酸っぱいぶどうというお話があります。
とある狐のお話です。
お腹を空かせた狐は美味しそうなぶどうを見つけました。
しかし、ぶどうは高い所にあり何度跳んでも届くことはありませんでした。
狐は悔しさから「どうせこんなぶどうは酸っぱくてまずいだろう!誰が食べてやるか!」
と負け惜しみの言葉を吐き捨てました。
というお話です。
この最後の発言も認知的不協和から生まれたものですよね。
普段の生活で葛藤が生まれてしまい論理的に解決ができないそんな時。
まずは行動に移してみましょう。
きっと良い結果が待っていると思いますよ。