よく見ますよねこの言葉。
ついつい美味しくなったみたいだし買ってみようなんて事もあるのではないでしょうか?
しかし、私はこれを見るたびに色々考えてしまいます。
この言葉が書いてあったらある節目になります。
私の実体験を踏まえてお話しようかと思います。
リニューアルの裏
結論から話すとコストカットされた商品になります。
昔大手のあるお店で働いていた事があります。
そのときある商品が従業員の私でもトップに入ると感じる程美味しかった食べ物がありました。
しかしある日商品変更の通知が来ました。
どこが変わったんだろーと思って食べてみたんですが美味しくない。
以前よりはるかに美味しさが下回っている・・・
あれ?と思って資料を確認したんですが、資料のメニューポップには美味しくなってリニューアルと。
嘘だ、美味しくない。
そう思って聞いてみたんですよね。
これは今までの物と材料が違うからと。
なるほどなるほど。
今までは良質な素材を使っていたけど、コストの面を見て安価な素材を使うようにしたという事ですね。
美味しくなってというのは人それぞれ。
開発部が美味しくなったと言えば美味しくなった訳です。
それが例え前より美味しくなっていなくとも。
というからくりをこの時知りました。
実際値上がりの影響や、利益を得る為には致し方ないと思いますので批判はしません。
他企業だと量を減らして美味しくなって~と謳う所もあるみたいですね。
こういった謳い文句を見つけたらマイナスの方向で考えた方がいいかもしれません。
ただ、絶対にまずくなった、量が少なくなったという訳ではないかもしれませんのであくまで目安として。
何かが減っただけでも表示される事もある
例えばコンビニのお弁当ならば付け合わせが一個減った場合でもこの謳い文句は発動します。
今まであったものが一個減った→今まであった物のせいで味が落ちていた。
というように説明することができます。
理由はなんでも後付けできるのでここまでくると面白いですよね。
次はどんな手を使ってくるのか。
結構この話を知っている方は多いのでもう美味しくなって~という言葉は使わない方がいいんじゃないかと思いますけどね。
ただ伊藤園から出ている健康ミネラルむぎ茶は量を減らすことが今まで一度もないので素晴らしいですよね。
どういったからくりを使っているのか、それとも相当な手腕の持ち主なのか。
経済状況を見るからに致し方ないとも言えます。
個人的には味はそのままで量が少ない又は値段をあげて味も量という選択肢も欲しい所ですね。
もしこのような謳い文句を見つけたら今までと何が違うかを確認してみると面白いかもしれませんね。
ちなみに以前と量が減った?と思ったらこちらの記事にあるウェブサイトを使って見てください。