【年末・お正月の雑学】年末年始に覚えておきたい雑学

もうすぐ今年も終わりますね。

1年ってあっという間に終わってしまうなーと毎年口にしてます。

そんな中年末年始って皆さんやる事が決まってますよね。

実家に顔を出したり、大掃除をしたり、初詣に行ったり、年賀状を出したり等々すると思います。

今回はそんな年末年始に使えそうな雑学を。

 

 

大掃除にはちゃんとした意味がある

皆さんなんとなく1年の最後だから大掃除をするという意識で掃除をしていると思います。

しかし大掃除にもきちんとした意味があるのはご存じでしょうか?

年神様という神様がいらっしゃいます。

両親はスサノオ。

年神様とは元旦に新年の幸せをもたらす為に山から降りてきます。

年神様を迎える為に失礼のないように家を綺麗にして清める必要があるので大掃除を行います。

12月31日の早朝にやってくると言われているので30日までに大掃除は済ませておきましょう。

大掃除は今日までです!

元々大掃除とは煤払いという言葉から来ています。

これは昔家の中に囲炉裏やかまどがあり、家の中が煤だらけになってしまう為に煤を払う=掃除という意味になりました。

また、皆さんはしめ縄を飾っていますでしょうか?

しめ縄は神様が降りた神聖な場所を示すもので、ここが年神様を迎える家ということを表す為に飾り付けます。

なのでこのしめ縄を飾っていないと大掃除をしても訪れてはくれませんので飾るようにしましょう。

 

初日の出にも意味がある

1月1日の日の出を初日の出といいますよね。

ちなみに一番早く初日の出が見られるのは東京都小笠原村にある南鳥島。

しかし、定住している人はいないので、小笠原村の母島が一番早いです。

次点で富士山の山頂。

島、山を除けば千葉県の犬吠埼です。

さて話を戻して初日の出の意味なのですが、これは先ほどの話にもあった年神様が関係しています。

年神様が初日の出と共に現れると古来から信じられており、その為におめでたいと考えられています。

加え、初日の出と共に現れる年神様に祈るという意味もありますので初日の出を見た時には年神様にお祈りもしておきましょうね。

ちなみに初日の出を見る風習は他の国でもあります。

日本のような意味で見る訳ではないですけどね。

 

 

元旦と元日は違う

元日は1月1日の事を指します。

しかし元旦は1月1日の午前中の事を指します。

元旦の【旦】という漢字の意味は太陽が地平線上に現れる意味、朝の意味です。

なので年賀状を書く際には届く時間を調べて元旦、元日を上手く書き分けるといいですね。

 

門松がある理由

こちらも年神様が関係しています。

しめ縄で年神様を迎える家という事を表しますが、門松で我が家はここですよという印を出します。

年神様は門松を目印としてそれぞれの家を訪れます。

しめ縄とセットで置くので30日迄には飾り付けて迎える準備をしましょう。

また、松の内と言われる年神様がお帰りになられるまでの期間があります。

地域によって期間は様々ですが関東では7日までが一般的で、関西は15日までと言われています。

それまで門松は出しておきましょう。

一般的には7日まで年神様が滞在している期間です。

 

初詣はいつまでに行けばいいの?

初詣は先ほどの門松のある松の内の期間内に参拝するのが目安です。

なので初詣は7日まで。

ちなみに1月1日は六曜で先負です。

午前中は凶で午後が吉です。

1月2日は仏滅なので辞めておきましょう。

1月3日は大安なのでこの日に行くことをお勧めします。

松の内最終日は先負になり1月3日しか大安はありません。

もしも3日以外に初詣に行くならば時間毎に吉凶の変わる六曜について覚えておくといいかもしれませんね。

六曜についてはこちらをお読みください。

www.tanoshibu.com

 

9月からブログを始め、4カ月間でしたが今年はお世話になりました!

皆様のおかげでなんとか続けることができています。

また、3が日までお休みします。

次回の更新は1月4日の0時です。

それでは皆様良いお年を!