乾燥する時期になりました。
この時期になると使用するのが加湿器。
乾燥した空気だと喉の調子も悪くなりますよね。
なのでこの時期には加湿器をお使いになられる方は多いのではないでしょうか?
しかしちょっと待ってください。
実は加湿器って物によっては電気代がかなりかかるんです。
皆さんが普段ご使用の加湿器、今後購入予定の加湿器を今一度確認してみてください。
4つの種類と電気代の比較
- 気化式
- スチーム式
- ハイブリット式
- 超音波式
加湿器にはこの4つのタイプがあります。
皆さんがイメージされる加湿器は超音波式だと思います。
さて、問題の電気代です。
この4種を一か月1日8時間稼働した場合の電気代を高い順に並べると
- スチーム式 約2000円
- ハイブリット式 約800円
- 超音波式 約200円
- 気化式 約100円
の順になります。
販売会社によって差はありますがだいたいこれぐらいの値段になります。
例えば象印から出ているこちらのスチーム式の加湿器。
一か月あたり同条件の場合2600円もかかります。
24時間つけっぱなしで一か月過ごすと7920円にもなります。
性能は良いと思うので使い方次第の商品だと思います。
なので購入の際には、電気代を気にしないのならスチーム式を、節約したいのならば気化式を選ぶと良いです。
それぞれの性能
まずそもそも加湿器それぞれの性能がわからない!
なので簡単に解説していきます。
- 気化式
電気代が最安ですが稼働音も大きく本体も大きい。
排出する水蒸気に菌は乗りにくいが、掃除を怠ると機械内で雑菌が繁殖するので菌を放出してしまう事に。
- スチーム式
水を温めて水蒸気を放出するタイプなので雑菌を放出しない。
しかし電気代が一番高い。
吹き出し口が高温で小さな子供がいる家庭では危険性が高い。
- ハイブリット式
温風を出して加湿するので雑菌を放出しない。
電気代が2番目に高い。
- 超音波式
電気代が2番目に安い。
霧状で放出するので周りの衣服や家具を濡らしてしまう。
放出する水蒸気の粒が大きいので雑菌が粒に乗ってしまう。
それぞれメリットデメリットは当然あります。
自分が管理しやすい、掃除がしやすい、電気代を抑えたい等々。
加湿器は何故必要なのか?
そもそも何故加湿器が必要なのか?
理由がないとそもそも買いませんよね。
この時期は空気が乾燥しているのは皆さん実感していると思います。
では乾燥すると何がいけないのか?
空気が乾燥することによって鼻やのどの粘膜が乾いてしまいます。
粘膜が乾いてしまう事でウィルスをバリアできなくなってしまうからです。
だからこそこの時期はインフルエンザやコロナウィルスが流行ってしまうのです。
なので加湿器で部屋中を加湿する必要があるんですね。
小さい部屋にも使える加湿器も売っているので加湿をするようにしましょう。
マスクでもこの時期は粘膜を保護するという意味で効果があります。
インフルエンザやコロナウィルスは自宅にいても外気からの侵入で感染はしてしまいます。
なので加湿器で予防を!
加湿器を購入の際にはとりあえずなんでもいいやで選ばずに電気代や用途に合わせて購入するようにしましょう。