前回財布の話を書きましたが、そのついでに革財布の手入れも同時に行いました。
革製品をお持ちの方は普段きちんと手入れをしていますでしょうか?
手入れをしているしてないでは大きな差があります。
結構簡単にできるので是非やってみてください。
財布はもちろん、バッグや靴などの革製品の手入れ方法です。
必要なもの
- 馬毛ブラシ(できれば馬毛ブラシ。)
- 手入れ用の布(クリームを塗る際に必要)
- 汚れ除去クリーム
- 保革クリーム
最低でもこの4点を用意します。
手順①埃を取り除く
まずこれが手入れされていない状態の財布の表面と裏面。
中身もやりますが分かりやすいように外見だけ。
馬毛ブラシで財布全体の埃をしっかり取っていきます。
力加減とかは特にないので、ササっと雑にブラシを使って埃を取る感じで大丈夫です。
隙間もしっかりとブラシで埃を取り除いてください。
手順②汚れを拭き取る
人の垢やブラシで取ることのできない汚れが付着しているので、クリームでしっかりと取り除いていきます。
布を使って革製品に汚れを落とすような感じで拭いていきます。
ブラシを使って取り除くのもいいですよ。
その後、乾拭きをします。
少しの量で充分足りますので付けすぎないように注意してください。
付けすぎると乾かすのに時間が掛かってしまい、次の作業に取り掛かる事ができなくなります。
手順③保革をする
潤いや艶を出すためのクリームを塗布します。
量は革製品のサイズに合わせて使用します。
多ければ良いというわけではないので注意。
今回は財布で、サイズも小さいのでこのくらいの量で足ります。
もし量がいまいち分からなければ少量ずつ塗布していくといいです。
これを布を使って塗り込んでいきます。
優しく塗り込む感じで塗ってあげてください。
塗りすぎるとベトベトになりますのでご注意を。
一通り磨き終わった後です。
最初と比べかなり綺麗になりました。
潤いが加わったのが分かりますよね。
ここまでの作業で5分もかかっていません。
気になる所があればお好みで更に磨く
簡単に磨きましたが、もっと輝かせたいのであればもっと磨いてもいいです。
今回は簡単に手入れをするのが目標なのでここまでにしています。
お好みでブラシや布を使って更に磨いていきます。
ワックスなんかも使ってもいいですね。
また、大きい傷があってお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
消すことは不可能ですが、傷を目立たなくすることは可能です。
それは延々とブラシや布で磨いていくだけです。
ただこれは本当に時間がかかります。
自分も昔大きな傷がついてしまったんですが、1時間くらい磨いていましたね。
もう無心で磨いていました。
それでやっと分からないくらい傷跡を消すことができました。
もし革製品をお持ちで今まで一度も手入れをしたことない方は一度やってみてください。
安価で入手可能ですし、テレビや動画を観ながらでもできますので思っているよりも簡単ですよ。
今回使用したもの