【冬と言えばイルミネーションなのはなぜ?】夏と言えば花火なのも理由があります。

最近また一段と寒くなってきましたね。

秋なんてあったかな?っていうくらい寒くなりました。

もう夏と冬しかないような気がします。

もう冬になりますが、冬と言えばイルミネーションのイベントが盛んになりますよね。

でもなんで冬にイルミネーションイベントが多いか知ってます?

ちゃんと理由があるんです。

夏と言えば花火。

これにもちゃんと理由があるんですよ。

 

 

冬にイルミネーションが多いのはなぜ?

冬にイルミネーションが盛んな理由は2つあります。

メインの理由は空気が澄んでいるからです。

夏は湿気がありますよね?

湿気はいわば水蒸気です。

水蒸気が何故関係してくるのか?

大袈裟に例えるならば霧の日を想像してください。

霧の日って視界が全く見えないですよね?

なので、霧ほどではないのですが、空気中に水蒸気が多いと視界が妨げられ霞んでいるように見えてしまうんです。

大気中の水蒸気と塵、埃が結合し、水滴になることで光を反射し霞んで見えてしまうのです。

また、冬は日中との温度差が少なく、上昇気流が発生しないことから塵や埃が舞い上がる事がなくなるので空気が澄むんです。

空気が澄むという事は視界がはっきりします。

だからこそイルミネーションは冬の時期に一番輝くことができるんです。

 

 

もう一つの理由

イルミネーションって木々に巻き付ける事が多いですよね。

木だって生き物です。

イルミネーションはLEDだろうが熱くなります。

そんなものを巻かれてしまったら木々にダメージを与えてしまう事になります。

人間に巻き付けたって熱くて火傷しちゃいますよね。

しかし冬の木々は落葉もしており被害が最小限にとどまります。

一応0ダメージと言う訳ではないですけどね。

落葉しており葉が邪魔になることもなく、巻き付けやすいことから冬にイルミネーションをするようになっています。

なので夏に木々に巻き付けるイルミネーションはないわけです。

少なくとも私は見たことがありませんが・・・

 

 

夏といえば花火なのはなぜ?

夏の風物詩と言えば花火ですよね。

冬でもライブや大きなイベント毎でも花火を打ち上げる場合がありますが、基本的には花火=夏のイメージですよね。

外国では冬でも花火はしますし、日本でも打ち上げている場所がありますよ。

打ち上げ花火の歴史は江戸時代まで遡り、当時飢餓や疫病の流行により多数の死者が出ていました。

事態を重く見た江戸時代の征夷大将軍、徳川吉宗はこの犠牲者らの慰霊、悪霊退散の為に隅田川で水神祭を執り行いました。

時期は旧暦の5月で現在で言うと5月下旬から7月中旬です。

その中で打ち上げ花火を上げる事になったのが最初です。

そしてその後この時期に花火を打ち上げるのが恒例となり、今に至るわけです。

また、当時の江戸の住宅は木造住宅が多かったので花火はとても危険なものでした。

現代のように消防車もないので火災が起きてしまえばどうすることもできませんでしたからね。

なので幕府は川の近くでなら花火をしても良いとお触れを出したのが川で打ち上げ花火をするきっかけになりました。

 

花火は江戸時代の歴史から代々続く日本の風物詩、冬のイルミネーションにはしっかりとした理由があります。

花火は鎮魂の意味でしたが今では楽しむものと認識されていますね。

冬のイルミネーションを観ている時、花火を観ている時に知人、友人、恋人、パートナーに教えてあげると話のネタになりますよ。