音楽鑑賞や映画鑑賞、動画を観たりゲームをする際にイヤホンやヘッドホン使うと思います。
今では無線で使用することが当たり前のような世界になりましたが私は有線のイヤホンやヘッドホンを使っています。
どうしても遅延が気になって映像に集中できないので映像を伴うものは有線を使います。
気にならない方は気にならないのでしょうが、私は映像と音声が少しでもズレようなら集中して視聴ができません。
なのでBluetooth接続は音楽のみで使います。
かといってBluetooth接続は高い物を買えば遅延が無くなるというわけでもなく、有線には絶対に及びません。
システム上有線と同等には絶対になりません。
無線と言えばBluetoothを思い浮かべると思いますがもう一つあるのはご存じでしたか?
Bluetoothより遅延がない規格があるんです。
皆さんが普段使うリモコンにもついています。
赤外線ヘッドホン
世は無線と言えばBluetoothと言われますが、実は赤外線の物もあります。
現在Bluetoothの最小遅延は0.04秒で、最大でも約0.2秒の遅延があります。
しかし赤外線を使えば0.001秒の遅延が可能です。
ほぼ有線と変わりません。
0.2秒の遅延ってはっきりとわかるじゃないですか。
0.04でもずれてるなーと感じますけど0.001秒に関してはこれずれてるの?となってしまうレベル。
人間が感じる事のできる遅延は感じられないわけです。
ただ世はBluetooth推しのせいか赤外線を使った商品が少ない。
確かにデメリットもあるのでそれを加味するとこの状況は納得なんですけどね。
赤外線ヘッドホンのデメリット
こちらはaudio technicaの赤外線ヘッドホンなのですがヘッドホンとは別に変わったものがありますよね。
これはトランスミッターと言ってヘッドホンの充電兼音声をヘッドホンに送信する機械なのです。
しかし、常に電源を供給している状態でないと赤外線を使う事ができないんですね。
このヘッドホンは充電器に電源を接続、出力コードをテレビやスマホ等のイヤホンジャック、AUX端子に接続し音声を流します。
- 持ち歩きが不可です。
できる事はできますけどヘッドホン以外にも持っていくものが多いんです。
電源コードにトランスミッター、ケーブルを常に持ち歩くのはちょっと・・・
- 電源を供給できる場でないと使用ができない。
- テレビのリモコン同様障害物があると使い物にならない。
リモコンの先を手で塞いだら反応しませんよね?それと同じです。
扉越しとかは無理で、音声が流れなくなります。
Bluetoothなら流れますけどね。
- Bluetoothより家電等の影響を受けやすい
近くで電子レンジを使うとちょっとノイズが入ったりもBluetoothはしますよね。
赤外線だと離れていても影響を受ける事があります。
赤外線ヘッドホンはどういった方にオススメなのか
まず遅延が体感0なのでご家庭で動かない状況の場合に強いです。
例えば映画鑑賞。
動くことがないので影響も受けないです。
また、音楽の演奏の際にもオススメです。
ただピアノ程度なら問題はありませんがギター等はかなりの電子機器を使うのでノイズが入りやすいです。
しかしアンプからの有線でもノイズは入るので特に気にしなくてもいいかなとは思います。
赤外線ヘッドホンは悩んでしまうくらいメリットとデメリットが大きいですよね。
確実に扱う事の出来る環境ならば赤外線ヘッドホン一択だと思います。
Bluetoothの遅延に慣れてしまうのはあまり良くない事だと私は思っているので映像コンテンツ等は遅延のない有線や赤外線ヘッドホンを使う事を勧めます。
メリットデメリットをしっかり考えて購入するといいかもしれませんね。